厨子(ずし)と聞いて
すぐにおわかりになられる方は
実はそんなに多くいらっしゃらないと思います。(^^;
私もお仏壇を販売させていただいているから
そこは当然のように存じておりますが
普段の生活で考えれば
およそその「厨子」という言葉は耳に入ってこないと思います。
■「厨子」はもともと「お仏壇」。
お仏壇そのものの歴史自体が、あまり長くありません。
江戸時代に、それも相応のご家庭に登場したのが始まりだと考えると
やっぱりそんなに長くはないですよね。

上品な華やかさをたたえた伝統的なスタイルが
かえってモダンに新しさを感じます。
その前身となるものが、「厨子」(ずし)だったと言われています。
もともと、ご本尊様=大切なものを納めるもの として
「厨子」があったとされますから、
シンプルな考え方としては、「厨子」はやっぱりお仏壇の原点だったのかな?と
言えるんだと思います。
■シンプルなスタイル、それが「現代のスタイル」に。
お仏壇の中の空間とは、仏教界で言えば「仏様の世界」を
再現しているとされています。
仏様の世界というのは、ものすご~~~~~~~~~~く広大で
一応、その広大さは数字として伝わっていますが
実際聞いたところで、皆目見当もつかないような広大さです。(^^;
(よくある東京ドーム○個分等では到底例えられない広さです。)

それをあくまでもイメージとしてお仏壇の中で再現しているとのことですが
…無理があるのは当然で(^^;
だからこそ、かつてお仏壇といえばある程度の大きさだったのは
やっぱりその「意味」をなんとか成し遂げようとしたからだと理解できるわけです。
ですが…
そういった意味合いはもちろん大切なことであり
それを「知る」ことは必要だとは思いますが
残念ながらコンパクトなお仏壇になればなるほど、無理が生じてくるのは
言うまでもないんですね。
となると、「ごく、シンプルなスタイルで祀る」という発想になるわけです。
現代のライフスタイルも、お仏壇とは別な視点で考えても
「シンプルに」というスタイルが、生活には馴染みやすくなっているように思います。
■今こそ、「厨子」の時代へ。
名称こそ、「ミニ仏壇」だとか「超・コンパクト仏壇」となっている場合がありますが
大切なもの=ご本尊様、またはお位牌 をお納めすることが
何よりの目的だという発想のお仏壇であれば
結局のところ、それって「厨子」のスタイルではないかと考えられます。

ドゥエは、そのコンパクトさとモダンなデザインが自慢の逸品です。
ニーズはお客様によって異なるのが当たり前ですが
「厨子」または「厨子スタイル」というのは、
まさにこれからの「お仏壇のスタイル」だと思います。
既に、そういった方向性が強いのが
いわゆる介護付きマンション等へのお引越しです。
限られたスペースになるわけですから、
「極小」をリクエストされることが多いのです。

ミニ仏具もしっかりと納められる優れたミニ仏壇。
介護付きマンションというだけではなく、
一般のマンションの間取りを見てみても
ありそうでない、「和室」がそもそもなかったり
「和室」があれど、床の間がなかったり…
そう考えると、やっぱり「よりコンパクトへ」というお仏壇が
求められるのは当然なのかもしれません。

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