時折、お電話やメールなどで
「無宗派ですがお仏壇はいるのでしょうか?」
というお問合せです。
「無宗派」ということですから
当然、特に何もないわけです。
ですから、「お仏壇」というものも必要ありません。
ただ、そういった傾向の中でも
「お仏壇だけは用意しておきたい」という方がいらっしゃるのです。
これは恐らく、「お仏壇」というものが
日本の文化の一部になっているからなんでしょうね。
■お仏壇は「仏様の世界」でもありますが、ひとつの「お部屋」でもある。
仏教におけるお仏壇というのは
「仏様の世界観を再現している」と言われていますが
無宗派の方にとっては、ひとつの「お部屋」としてご利用頂くようです。

繊細で美しい木目、
あたたかみ感じる空間が
魅力的なお仏壇です。
本来であれば、仏様の世界観ですので
お仏壇本体内の棚板がその役割を担っているのですが
無宗派の方にとっては、棚板は特に意味を成さないんですね。

間接照明の空間は
まさにスタイリッシュでおしゃれ度の高いお仏壇。
最近の家具調仏壇は、お仏壇本体内の棚板は
比較的取り外し可能な設計が多くみられます。
必要に応じてお使い頂ける、というわけです。
なので、宗派問わずはもちろんのこと、
無宗派の方にとってもご利用しやすくなっています。
より「ひとつのお部屋」という空間としてご利用いただけるんですね。
■無宗派でも、お手合わせする「場所」は必要になってくるようです。
「無宗派なので我が家はお仏壇はなくていい」という場合でも
ご心情によっては「やっぱり、何かお仏壇のようなものが欲しい」と
お問合せいただきます。

スタイリッシュなデザインが印象的です。
つまり、お手合わせをする「空間」をお求めになられるわけです。
それがお写真であったとしても、
お写真だけでは、なにか足りないとお感じになられるのかもしれません。
「お部屋として利用しても構わないものですか?」等
似たようなお問合せは多くあります。

故人を偲ぶお気持ちは宗派というのは関係ないように思います。
「お仏壇」という名称だと、つい仏教にとらわれてしまいがちですが
最近では、無宗派であっても
大切に向き合える「お部屋」を求められているようにも思います。
そこに向き合うことで、ご家族のお心も穏やかになるのかもしれません。
と、いうわけで…
無宗派であっても、「お仏壇くらいは欲しい」と思われる方が
多いように見受けられます。

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