お部屋との相性を考える
小さいお仏壇(ミニ仏壇・上置き仏壇)の選び方は基本的にはまず、ご設置場所のスペースの大きさとご予算、そこから始まります。そしてその上でご設置場所のお部屋との相性、つまり他のインテリアとの調和性を考えることが求められます。
調和性というとお部屋全体のカラーとの相性、またはお部屋のメインになっているインテリア・家具などの材質・色などによっても異なってくると思います。そのため、一般的に家具調仏壇と呼ばれるようにお仏壇も家具に使われているような木材を使っていますので材質等で調和性を取られても良いのではないでしょうか?
色々なタイプがあるミニ仏壇
お仏壇というと一般的には箱型タイプのお仏壇をご想像されると思います。最近ではステージ型のミニ仏壇もかなり増えており、珍しくなくなってきました。箱型、ステージ型の特徴を考えてみましょう。

●箱型スタイル – 従来型のお仏壇をよりコンパクトにしたスタイルです。ただ、デザインがそれぞれで大きく異なることがあります。例えば、棚板が1段だったり、2段あるものもあれば、本尊台なども付属されているものもあります。同時に引き出しがついているものもありますし、ミニ仏壇にとって内部空間を少しでも大きくしたいために引き出しがないものもあります。

●ステージ型スタイル – よりコンパクトなサイズ感と開放的な空間が魅力のスタイルです。写真立て付のステージ型もあれば、ステージそのもののデザインがとても魅力的なものもあります。ステージ型の場合はお位牌もそのシリーズに合ったものを選ぶ方がトータルバランスが良いでしょう。
それぞれのメリット・デメリットはあるの?
異なるタイプですので当然、それぞれにメリット・デメリットがあります。
■箱型スタイルの場合 メリット・デメリット
- 来客時に扉を閉じることでお客様に気を遣わせない配慮ができる。
- お仏壇の空間内部に埃がたまりにくくなる。
- 立方体なのである程度の存在感はある。(小さいものであっても)
- デザインによってはお仏壇と見えないものもある。
■ステージ型スタイルの場合 メリット・デメリット
- オープンなスタイルなので圧迫感なくお部屋に設置できる。
- 写真等思い出の小物をステージ上に配置することもできる。
- オープンスタイルなので埃がたまりやすい。(毎日お手入れすればOK)
- 来客時にも新しいお祀りのスタイルとして見ていただける。
どんなスタイルでも良いのがお仏壇
そもそもお仏壇というもの自体、時代の変化、文化の変化、住環境の変化とともに変化してきた柔軟性のあるものです。
もちろん一定の、仏教ならではの教えやお仏壇に求められている空間とは何かという部分では「このようにしておいた方が望ましい」という場面はあります。例えば、御本尊様よりお位牌は1段でも下にご安置したほうが良いということ等、お仏壇という空間は何を再現しているか等を考える事、知っておいた方が良い事があると思います。

ただ、それが絶対か…と言われれば、1番大切なものは「お手合わせする」ことだと思いますのでそちらの方が優先されるものと個人的には思っています。箱型であれ、ステージ型であれ、従来型の大きな荘厳なお仏壇であれ、その場所にお手合わせされる方のお気持ちがなければ意味がありません。
どんなスタイルでも日々、新しいお気持ちでお手合わせできる空間がそこにあることの方が大切だと思いますのでどんなスタイルでも良いと言える、それがお仏壇だと思います。
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