目的を持って
お仏壇はご購入される方にとって、色々な目的がある場合があります。「良いものを買って次の世代も使えるように」という思いもあれば「自分の代で終わりにするために小さいものを」というお考えもあったりとそれは様々だと思われます。
長く見据えるなら
次世代にも使ってもらえるように…と現代風の小さな家具調仏壇にお買い替え、または新規でお求めになられる場合は長く使うことを見据えられます。その場合は、やはり安心の品質、長く使っても価値を感じられる品質のものを望まれる方が多く見受けられます。
今や、天然木そのものが非常に価値ある素材になっていますので天然木を使用というだけでも、商品価格は高値になります。お仏壇という性質上、代えの効かない大切なものという認識が製造工場にも当然ありますので、天然木材を使ってお仏壇としての長く使って頂くためには最低限の丁寧な仕上げが必要になります。それを怠ってしまうと、どうなるかは想像に難くありません。
意味のある価格に
「高ければ当然良いもの」というのは当たり前ですがそれを見極めるのは案外大変なことかと思います。ましてや、ネット上で掲載されているものとなれば、「写真映りの良い商品」も実際にありますし
「さほど高い必要もない」場合だってあるわけです。前述にありましたように「自分の世代で終わり」と思っている場合でしたら必要以上に高価なものは望まない場合もあります。
お仏壇を求めたい方にとっても「目的」とそこに求める「価値」のバランスが取れた価格が一番良いと考えています。
天然木を使っているということは、それに適した正しい製造方法で作っていることが大前提です。安価すぎる場合は、まず天然木ではないはずですし、また製法も心配な点があると思います。天然木でなくシート貼りだとしても、これまた安価すぎる場合は芯材が不安になります。それでも短期間使用の場合であれば、十分だと判断されることもあるでしょう。
また、逆に高価すぎるのでは?と思った場合は、まずその素材(突板であるのか、無垢板を使っているのか等)、国内外のどちらで製造しているか、また製造元が木材の性質をきちんと理解して製造しているところであるかを考えてみてください。
恐らく高価な場合は、適所に無垢を使ったり使っていなかったり、製法にも配慮して日本の湿温度に合った製造法にしているはずです。その上国産という場合なら、それはやはり軽く100万円近くの提示額になるのは否めません。
最後は「毎日の」
とはいえ、価格の問題ではないのも事実です。お仏壇というものをご購入されて、そこから始まる「お仏壇のある暮らし」があるわけですが、結局のところそのお仏壇の中にお納めする御本尊や仏様と自分が向かい合って「手合わせ」することが本来の大切な意味ですので
それが、放っておかれてしまうような場合になっては元も子もありません。最後は毎日のきちんとした「お手合わせ」のそのひとときが大切なものと思います。


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